2017年3月3日金曜日

SSTC Ver4.2

例のSSTCがある程度いい感じに動くようになりました。

スペックは以下に。

一次コイル:直径104mm 5T
二次コイル:直径70mm 高さ130mm 約770T
二次共振周波数:463kHz
バス電圧:141V
放電距離(最大):170mm

なんの変哲もないごく普通のSSTC。一応持ち運びやすく、ある程度無理な動作させても壊れない程度に安定したSSTCってのを目標に作りました。

こんな感じに分解できる
二次コイルをしっかり(適当に)設計した甲斐があったのかそこそこいい感じの大きさの放電を出してくれます。
ちなみにインタラプタの誤動作(光入力に対応しているのでそうそうないと思いますが)などでインタラプタ入力が常時Highになっても耐えます。でも結構な電流が流れてるようで少しするとヒューズが飛びます。
上の動画を見るとQCWみたいにまっすぐな放電してるけど一次コイルの巻き方(疎か密か、巻く位置等)を変えると普通のSSTCみたいなもじゃもじゃの放電になったりして謎

一次コイルに流れている電流の波形です。大体ピークで10Aくらい流れてるっぽいです。シミュレート段階では12A近く流れる予定でしたがまあそんなもんでしょうかね。

中身はこんな感じになってます。見ての通りATX電源の殻を流用しています。本当は上に大きめのファンが付く予定で中の回路もそのために高さを抑えて組んだのですが、後付けした端子台を固定するために入れたネジと干渉して付けられませんでした(無能)。もっと薄いファンなら入りそうですがそもそもそんなに発熱しないので多分つけないと思います。(結局付けました)
Flickrにも写真等載せてるので見てね。
ちなみにこのテスラコイルはNT京都2017に持っていく予定です。適当に時間を決めて実演(主に演奏)とかもやる予定なので見に来てもらえるとうれしいかもしれない。
以下適当に写真


これがCWモード(インタラプタ常時H)の放電です。この状態にすると部屋がちょっと暗くなる(この写真は間接照明のみ点けた部屋でほかに電気を使っていない深夜に撮影したのですが、先ほども言った通り一次コイルに流れてる電流は10A程なので多分照明がノイズにやられてるんだと思います)
おわり

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